
モテ子- 濃厚すぎないからサラリと飲めるわよ。枝豆独特の香りはほぼなくて、上品な優しい甘みとコンソメスープの香りに癒されてほっこりできるわ。
近ごろ、「洋風みそ汁」が話題を集めていますね。洋風の食材や豆乳をおみそ汁に合わせることでアレンジの幅が広がると人気です。逆の発想も面白そうなので、今回は洋風スープの定番ポタージュを和風にしたレシピをご紹介します。枝豆のやさしい甘みと豆乳のまろやかさ、そしてコンソメにみそを合わせました。スープではあるものの、畑の肉と呼ばれる大豆よりも若い状態にある枝豆には、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがどれも豊富に含まれ、一杯で手軽に栄養チャージができる一品ですよ。温めても冷やしても美味しくいただけるので、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期や、食欲のない時にもおすすめです。
材料の働きと効果
枝豆
たんぱく質、鉄分、ビタミンB1、食物繊維、葉酸などが豊富に含まれています。特に女性が不足しやすい鉄分は、野菜の中でもトップクラスの含有量なので、月経期の貧血予防や冷え性の改善も期待できます。
豆乳
牛乳と比べて甘みのある豆乳にはオリゴ糖が含まれています。オリゴ糖は、腸内に住む善玉菌のエサとなって整腸作用を促し、便秘解消や痩せやすい身体づくりをサポートしてくれます。また、全身の免疫力7割を司る腸内環境をととのえることで免疫力が向上し、季節の変わり目の体調管理にも一役買ってくれます。
枝豆みそポタージュ( 162 kcal/1人分)
材料(3~4人前)
- 冷凍枝豆(さやつき)300g
- 飾り用のむき枝豆適量
- 玉ねぎ1/2個
- 水300cc
- コンソメ小さじ2
- 合わせみそ大さじ1−2
- 塩こしょう適量
- 豆乳(無調整)200cc
- オリーブオイル適量
作り方
- 1
冷凍枝豆は水につけて解凍が進んできたら、さやから枝豆を出してさっと洗いザルにあげます。玉ねぎは薄切りにします。
- 2
鍋にオリーブオイルを熱し、①の玉ねぎと枝豆をさっと炒めたところに、水とコンソメを加え、沸騰して玉ねぎがクタクタにやわらかくなったら、豆乳を加えてそのまま火を止めて冷まします。※急いでいるときは、氷水に鍋を浸すと早く冷ますことができます。
- 3
フードプロセッサーにかけて具材を細かく刻み、ザルで一度こします。
- 4
こしたスープを鍋に戻して再び火にかけ、みそ、塩こしょうを加えて味を調えます。
- 5
器によそい、飾りの枝豆をのせたら完成♪
ポイント
コンソメと水は、だし汁に変えても美味しくいただけます。③の工程でしっかりこすことで、なめらかな口あたりのポタージュに仕上がるので、この工程はとばさないようにしましょう。豆乳を加えた後は、ポタージュを沸騰させないとうに気をつけてくださいね。こした枝豆は捨てずに片栗粉30gと合わせて平判の団子にし、油をひいて熱したフライパンで焼いて、みりんと醤油で味をつければ「ずんだ餅」の完成です。