- モテ子
- かゆい所に手が届いた快感も最初にうちだけよ。
肌のかゆみ…特に乾燥が気になる季節に起こりやすくなりますよね。なかには、かゆみがひどくて、思わずかきむしってしまったり、引っかいてしまったりする場合もありますし、かゆみがとれずにイライラすることも…。今回は、やっかいな肌のかゆみについて、考えられる原因や対処法をアドバイスします。
肌がかゆくなる原因

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肌がかゆくなる原因は、乾燥によるものがほとんどです。主に、空気の乾燥や気温や湿度の低下によるもの、そのほかには、加齢などによる肌の水分や油分量の減少、ストレスや不規則な生活による自律神経の乱れなどからも、起こることがあります。
このようにさまざまな原因から、肌が乾燥してしまい、かゆみの原因となってしまいますが、軽いかゆみであれば、事前に気をつけたりお手入れをしたりすることで、軽減させることが可能なので、あまり心配はいりません。
しかし、なかにはアレルギーによる湿しんやじんましん、紫外線が原因の過敏症によるもの、化粧品などのかぶれ、薬(内服や注射)などが原因で起こることもあります。そのような場合は、医療機関を受診した方がよいので、注意をして見分けるようにしましょう。ホームケアを行っても、かゆみがなかなか治まらなかったり、ひどくなったりする場合は特に要注意です。
かゆみと乾燥肌の関係
さまざまな原因で肌が乾燥すると、肌の一番外側の角質層の水分量が少なくなり、どんどん乾燥してしまいます。
すると、肌がみずから肌を保護する「バリア機能」が、低下してしまうので、過敏になり、ささいな刺激にも反応するようになることからかゆみが出てしまうのです。
たとえば、冷たい風にあたったり、暖房の効いた部屋にいたりするだけで、顔がかゆくなることはありませんか?また、衣類がこすれたり、しめつけたりしていただけでも、背中や足などがかゆくなることもよくありますよね。
さらに、精神的なことや生活リズムの乱れなどから、自律神経が不安定になり、肌の新陳代謝がうまくいかなくなることでも、肌が乾燥したり敏感になったりして、かゆみがでることもあります。
特に女性の場合は、生理前や妊娠中など女性ホルモンのバランスがくずれやすい時期などに、かゆみが起こるのもよくあることなので、肌の状態をチェックしながらケアをしましょう。
かゆみを抑えるための9つのポイント

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かゆみをおこさないためには、できるだけ乾燥させないようにケアさせることが大切ですが、その他にも気をつけた方がよいことがあります。
- 身体が温まるとかゆみが増すので、熱すぎるお風呂は控える
- 香辛料やからいものを食べ過ぎない
- 肌を洗う際には、こすりすぎないようにする(ピーリングなどは控える)
- 外出時は、マスクを着用し冷気から保護する
- 入浴後は保湿クリームを全身にぬる
- 顔も保湿中心のスキンケア(セラミド配合がおすすめ)にする
- ストレスをためないようにする
- 質の良い睡眠をとる
- 食事のリズムやバランスにも気をつける
最後に
肌のかゆみは、がまんができずについかきむしってしまうこともありますよね。ですが、何度もくり返していると、色素沈着を起こしてしまい、大変なことになりかねません。たかがかゆみと安易に考えずに、早めにケアをしてあげることが大切です。