食事制限や有酸素運動のダイエットでも、より効果を出すためには、やはり筋肉は付けたいもの。せっかく時間を割いて行った筋トレは、その効果を効率よくボディラインに反映したいですよね。そんな人にぜひおすすめしたいのが「ダンベル」を使ったエクササイズです。とはいえ、ダンベルといっても、たくさんあってどれを選べばいいのか迷ってしまいがち。そこで今回は、ダンベルの魅力と選ぶ時のポイント、おすすめエクササイズをご紹介します。
ダンベルを使うメリットとは?
ダンベルは、ほかの運動器具とは違って手に持つだけなので関節の可動域を制限することがなく、自由な動きができるのがなによりの魅力!これまでと同じエクササイズメニューに、ダンベルを加えるだけで負荷が増し、運動量や筋肉を効率よくく増やすことができます。
女性にこそ最適な筋トレアイテム
ダイエット目的で筋トレをする場合、多くの女性はムキムキな身体よりも、引き締まったボディラインを目指しているはず。そのためには、ムキムキと目立ちやすい速筋よりも、遅筋やインナーマッスルを鍛えるべきです。これらの筋肉は、鍛えて筋肉量がアップしても見た目は適度に引き締まった印象になり、さらに脂肪を燃焼しやすくしたり、基礎代謝を上げたりとまさにいいことづくし。ダンベルを使ったエクササイズはゆっくりとした動きが多く、遅筋やインナーマッスルを鍛えるのに効果的だといわれています。
重さはどうやって選べばいい?
ダンベルエクササイズを行う時に悩むのは、どれくらいの重さを使えば良いかということ。女性の初心者の方は、まず1kg~3kgのダンベルから試すのがおすすめです。エクササイズを数回してみて、適度な負荷を感じつつも、正しいフォームで行えればベスト。何も負荷を感じないければ、もう少し重いものに替えてみましょう。逆に、エクササイズの正しいフォームをキープできない場合は、負荷が大きすぎるだけではなく、ケガの原因にもなるので、必ずもう少し軽いものと交換しましょう。
ダンベルの種類と特徴
一口にダンベルといってもさまざまな種類があります。自分の目的にあったダンベルを選ぶためにも、代表的な3つのタイプのダンベルについて、まずはその特徴を確認しましょう。
スタンダードな固定式タイプ
ジムなどで見かけるダンベルの多くは、重さが一定で変えられないタイプです。お目当ての重量が一目でわかるのが◎。身体の部位に応じて、何種類かの重さのダンベルを使い分けたい人にもおすすめです。ただ、自宅で使う場合には、重量を変更する度に新しいものを購入することになるので、保管するスペースが必要かもしれません。
重さを調整できる可変タイプ
徐々に負荷を増やしていきたいなど、段階的に筋トレを進める人には、プレートを付け替えて自在に重さを調整できる可変タイプのダンベルがピッタリ。あとで重さを変えられるので、買い間違えのリスクも少なく、何個も購入して場所を取るようなこともありません。ただ、いくつかの重さを使い分けたい人には、その都度プレートの付け外し作業が発生するため、煩わしいかもしれませんね。
水を入れて使うタイプ
ダンベルを持ち運び、様々な場所で筋トレをする予定の人には、水を入れて使うタイプのダンベルが一押しです。水を入れなければ重くないので、軽々と持ち運びができ、万が一落としてもケガの心配が少ないのもポイント。砂を入れるとさらに重量を増やせる、という話もありますが、商品によっては、水以外を入れるのはNGなので注意しましょう。
ダンベルを使ったおすすめエクササイズ4選

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いつものエクササイズをやる時に、両手にダンベルを持つだけでも運動の効率はアップしますが、せっかくなのでダンベルを使ったエクササイズもご紹介しましょう!
定番☆二の腕痩せエクサ
ゆるラク&下半身痩せエクサ
スクワットにダンベルをプラスすると効果アップ!
体幹トレーニングにも☆
まとめ
ダンベルの魅力、伝わりましたでしょうか? 「いやいや、ペットボトルで十分」という方もいるかもしれませんが、500mlのペットボトルでは負荷が少なすぎたり、2Lだと持ちにくく正しいフォームがキープできていなかったりすることもよくあるのだそう。女性向けのカラフルで可愛いダンベルもありますし、100円ショップでも扱っているそうなので、まずは一度、チェックしてみてはいかかでしょうか。