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食べてないのに痩せない…!ダイエットの落とし穴

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「食べていないのに痩せない、どうして?」こんな悩みを抱えているそこのアナタ、既にダイエットの落とし穴に片足を突っ込んでいるので気を付けて!ダイエットに必要なのは適度な運動バランスの良い食事、これは真実です。けれど、やっぱり「食べない方が手っ取り早く痩せられる」と思ってしまう女子が多いのが現実。そこで今回は、なぜ食べないことが痩せられないことに繋がるのか、わかりやすく解説します。スリムになれないどころか、かえって太りやすくなってしまう「ダイエットの落とし穴」に落ちてしまう前に、正しい知識を身につけましょう☆

筋肉量がダウンし、基礎代謝が下がる

基礎代謝が高ければ高いほど「痩せやすい体質」である、というのはもはや常識。基礎代謝は1日に消費されるエネルギーのうち、なんと約7割もの高い割合を占めています。エクサやスポーツ、入浴などがダイエットに効くと推奨されるのは、この基礎代謝UPに繋がるから。逆に、一見手早く痩せられるように見える「食べない」という行為は、基礎代謝の低下に直結しているのです。というのも、基礎代謝のほとんどは筋肉で使われるもの。食べないダイエットは脂肪だけでなく筋肉をも落としてしまうため、「痩せにくい体質」を作り出し、いざ運動した時に燃やせるエネルギー量が減ってしまうのです。

筋肉を作るのはたんぱく質

赤身肉は代謝UP効果もアリ!

筋肉量が減ると基礎代謝が低下しエネルギーを消費しづらくなる…このメカニズムはお分かり頂けましたよね?でも、ここで安易に「じゃあ運動しつつ食べなければ筋肉量はキープできる」と考えてしまうのは大間違い!筋肉を作るのは運動とたんぱく質。肉や魚、大豆製品や乳製品から摂れるこのたんぱく質が不足してしまうと、筋肉は作られないどころか、不足分を補うために分解されてしまうのです。
ちなみに、ダイエット初心者さんが避けがちな赤身肉には、代謝UPと脂肪燃焼に役立つ「L-カルニチン」が含まれていることで有名!L-カルニチンは野菜などでは補えないもの。赤身肉は脂肪を効率的に燃やすダイエット食品だったのです☆

「飢餓状態」で脂肪ためこみ体質に

エネルギー消費量が減る

ホメオスタシス(恒常性維持機能)という言葉をご存知ですか?これは私たち生き物に備わっている、「現状をキープしよう」とする機能のこと。食べないダイエットで栄養不足や過度の空腹状態に陥ると、脳は「身体が飢餓状態に陥った!」と認識します。
ここで上述のホメオスタシスが働き、摂取カロリーが減っても“今までどおり”を保てるよう、消費エネルギーを節約し始めます。きちんと食べていた頃よりも、脂肪が分解されにくくなるため、「食べていないのに痩せない」という落とし穴に転落するというわけ。

脂肪をたくわえようとする

更に厄介なことに、身体が飢餓状態に陥ると、少量であれ食べたものを脂肪として溜めこもうと躍起になります。私達だって、キツい金欠に陥っている最中に緊急収入があると「いつもより多めに貯金しておこう。(だって次いつ収入があるかわからないし。)」という考えに至りますよね。身体もこれと同じ。結果、食べないのに痩せないどころか「食べないのに太りやすくなる」という悲しい体質に…。食べないダイエットがNGと言われる理由、もうおわかりいただけましたよね?

炭水化物抜き、一食抜きもNG

「一応食べてはいる」場合でも、栄養の偏りは太るモト!ここでは、よくNGと言われる食事制限法が何故いけないのかを、簡単に説明したいと思います。

炭水化物抜きダイエットは精神にも危険が及ぶ

炭水化物(糖質)が不足すると、前述のたんぱく質不足の時と同様、筋肉まで分解されて代謝の低い体質になります。更に怖いのは心の安定が保てなくなること。オーストラリアの研究チームによると、炭水化物を抑える生活を行ったグループの人々には短気になる、気分が落ち込みがちになるといった変化が見られたそう。痩せて性格が悪くなった、なんて嫌ですよね。また、糖質の中でもブドウ糖は脳の大切なエネルギー源。ぼーっとしてしまう、頭の回転が鈍る、といった声も多数あがっているのです。

一食抜きダイエットは空腹時間が長くなる

朝起きぬけの身体は1日で最も体温が低く、また空腹状態にあります。朝食を抜いてしまった場合、低血糖のまま午前を過ごすことになり、体温も上昇せず身体が活動モードへと移行しません。体温が上がらなければもちろん消費エネルギーも低下。また、この時も「飢餓状態」に陥っていますから、次にとる食事での脂肪ためこみ力が上がり、結果として太りやすい体質に。同じ理由で昼食抜き、夕食抜きもNG。長すぎる空腹時間を生み出さないよう、1日3食を規則正しく(なるべく同じ時間帯に)とりましょう。

最後に

この他、低カロリー食材やゼロカロリー食品ばかりに偏った食生活を続けるのも、女性にとっては非常に危険。カロリー(熱量)の少ない食品を摂っても、身体は熱を生み出すことができず、冷え代謝の低下を招きます。また、「食べちゃダメ」というストレスにより、脂肪を溜めこもうとするホルモン・コルチゾールも分泌されてしまい逆効果。食べないダイエットって本当に落とし穴だらけだったんですね。食べていないのに痩せないとお悩みのアナタ、まずはバランスよく食べる生活に戻すことがダイエット成功のための第一歩。一時的ではなく一生スリムかつ元気でいられるよう、今一度アナタのダイエット習慣を見直してみてくださいね☆


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