ロングセラーのダイエット食品『マイクロダイエット』を展開するサニーヘルス株式会社は、ダイエット情報発信サイト【microdiet.net】にて調査レポート『プロテインダイエットとはどのようなダイエット方法?』を公開しました。
そもそもプロテインとは?
「プロテインダイエット」は日本語では「タンパク質を主体にとりながらのダイエット方法」という意味になります。
プロテインというと、アスリートやボディビルダーたちが筋肉を付けるために、水や牛乳に溶かして飲む粉末状のものという印象があると思います。
プロテイン(=タンパク質)は、人の体に欠かせない三大栄養素の一つです。筋肉はもちろん、皮膚、髪、爪、内臓などを作る元となり、ダイエット中でも決して減らさずに摂取したい栄養素でもあります。
魚・肉・卵・大豆が主なタンパク源です。
昨今のアメリカでは、タンパク質の含有量を強調した食品が多く見られたり、プロテインパウダーをスムージーやパンケーキなど様々な食品にプラスして摂取したりなど、積極的に摂取するべき栄養素という認識があるようです。
そんな中、高タンパク質のプロテイン製品をダイエットに利用する、「プロテインダイエット」も注目されています。プロテインダイエットとは、どのようなものなのでしょうか?
タンパク質はなぜダイエットに必要?
ダイエットだからと言ってと闇雲に食事量を減らしてしまうと、体に必要なタンパク質が足りなくなってしまいます。
タンパク質が不足すると、体に初期に起きる現象として、筋肉量の減少が挙げられます。
筋肉量が減少すると、生命維持のため自動的に体で消費されるカロリー(基礎代謝量)が落ちてしまいます。これによりやせにくくなるだけではなく、それまでと同じ食事量なら基礎代謝量が落ちた分だけ体内でカロリーが余るようになり、その分は脂肪として蓄積されます。太るのを避けるためには、その余剰カロリーを運動などで消費しなければなりません。つまり筋肉量が減少すると、やせにくく太りやすい体になってしまうということです。また、肌の潤いやハリを保つ成分の「コラーゲン」も実はタンパク質の一種。タンパク質はダイエットだけでなく実は美肌を作るためにも欠かせない存在です。
キレイにやせるためには、タンパク質を必要量摂ることが重要なのです。
日本人の食事摂取基準(2010年版)によると、成人であれば1日あたり男性60g、女性50gが十分量です。
魚・肉・卵・大豆などのタンパク源となる食品は毎食取り入れ、偏らないよういろいろな種類のタンパク源を食べるようにしましょう。1食あたりの目安量は、厚みも大きさも指を除く手のひら1枚分です。
プロテインダイエットとは?
やせ体質になるにはタンパク質は必要な栄養素ですが、プロテイン製品自体に体脂肪を減らす作用があるわけではありません。あくまでもタンパク質を摂取するためのツールとして捉えましょう。プロテイン製品を使ったダイエットを行うには、運動を組み合わせると効果的です。
運動後45分以内にプロテイン製品を摂取すると吸収率が高く、効率良く筋肉をつけることができます。尚、運動前にお腹が空いている場合は先にプロテイン製品を摂取しても良いでしょう。
プロテインダイエットで最もポピュラーな方法は、プロテインパウダーを牛乳や豆乳でシェイクして、食事の前に飲む方法です。これだけでも満腹感があるので、食事の食べ過ぎを防ぐこともできます。上述のように、運動後に飲むのももちろんOKです。
食事代わりにこうしたプロテインシェイクを飲む人もいるようですが、その場合はプロテインパウダーにタンパク質以外の栄養素も十分量が含まれているか、必ず表示をチェックしておきたいところ。
シェイク以外では、プロテインパウダーを使ったパンケーキもアメリカでは人気があります。通常のパンケーキと比較すると、カロリーは約半分、タンパク質は2倍程度。
ココア味などお好みのプロテインパウダー 30g/卵 2個/豆乳、牛乳、プレーンヨーグルトのいずれか 20~30g/ベーキングパウダー2gを混ぜます。これをフライパンで普通のパンケーキと同じように焼き上げるだけです。卵は卵黄と卵白に分けて、卵白をツノが立つまで泡立てると、よりフワフワの食感になります。甘味が足りなければ、お好みではちみつを足しても良いでしょう。