モテ子- 華やかなメイクで、有終の美を飾りなさい。

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卒業の季節。学生さんなら、式の当日に袴や振袖を着る予定がある方もいらっしゃるでしょう。「着付けからヘアメイクまでお店にお任せ!」という方もいると思いますが、美に敏感な読者の中には「メイクは自分でしたい…」というこだわり派の方もいるでしょう。かく言う筆者も、セルフメイク派でした。しかし、普段メイクだと和装に合わないこともあります。そこで今回は、袴や振袖に合うメイクのコツをご紹介します。
ベースメイクはマット系が合う!
マットな肌は敬遠してしまいがちですが、和装となれば話は別。少しのっぺりした感じの方が、パーツが引き立って和装に合います。パウダリーファンデーションをムラなく均一に塗ると良いですよ。最近のパウダータイプの中にはツヤが出るものもありますが、マット系を選ぶのがベターです。
乾燥が気になってパウダータイプが苦手という方は、リキッドファンデーションを塗った後でお粉を叩きましょう。均一に塗ると、案外マットな仕上がりになります。ただし、パール入りは選ばないようにしてくださいね。
ポイントメイクは”しっかり目”がコツ
華やかな袴や振袖にナチュラルメイクだと、服に負けて見えてしまうことも…。全体的にしっかりメイクをするよう心がけましょう。
目力をしっかりと出す
アイメイクは、おすすめの方法が2つあります。
無難派さんはブラウン系アイシャドウを使いましょう。普段使っているアイパレットでOKです。ハイライトをアイホール全体に入れた後、ミディアムカラー・ダークカラーをいつもより気持ち幅広めに塗りましょう。しっかりと色が付くようチップで塗るのがおすすめです。漆黒のリキッドアイライナーで太めにアイラインを引いてください。そして、最後にゴールドラメをアイホール全体に塗りましょう。普段はふんわり塗りますが、和装のときは思い切ってガッツリ塗ってみて。これで衣装の華やかさにも負けないブラウンアイメイクの出来上がりです。
オシャレさんはカラーアイメイクに挑戦してみてください。和装の場合、着ているものに使われているカラーを塗ると統一感が出ます。パープルやピンクなどはもちろん、いつもだと使いにくいレッド系にもチャレンジできるチャンス!鮮やかな色味でもしっくり来るので、ぜひ試してみましょう。塗るコツは、ベージュ系のアイシャドウをアイホール全体に塗った後で、目尻1/3にビビットカラーを塗ることです。まぶた全体に塗ると”やり過ぎ感”が出てしまいますが、目尻側のみに塗ると、ちょうど良い華やかアイに仕上がりますよ。
ブラウン系にするか、カラーアイメイクで攻めるか、お好みの方を選んでみてください。
グロスよりもルージュが◎

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ハッキリした色味のリップカラーを好まない方も、和装の日はチャレンジしやすいです。ハッキリとした色味の方が映えますよ。イエローベースの方は朱赤、ブルーベースの方はローズがおすすめです。
グロスにすると浮いてしまいがちなので、ここはルージュをセレクト。肌がマットなので、ツヤ系ルージュを選びましょう。これで唇の存在感もアップします。直塗りしたラフな感じよりも、ブラシ塗りしてしっかり感を出す方が合いますよ。
チークはリップと合わせて
アイメイクとリップが濃いめなので、チークは引き算します。しっかり目メイクでも、全体のバランスは大切にしましょう。
チークの色選びのコツは、リップの色味と合わせること。ルージュをレッド系にした方はチークもレッド系、ルージュをローズ系にした方はチークもローズ系といった具合です。薄付きのパウダータイプでサッと血色を出す程度にとどめて。色味に統一感を出しながらも引き算を意識しましょう。
式で一番の袴美人を目指そう
みんなが華やかな格好をする卒業式だからこそ、一段と輝くあなたでいたいもの。こだわりのセルフメイク派さんでも袴美人になれるのです。和装に合い、あなた自身を引き立てるメイクをして、楽しかった学校生活を華やかに締めくくってください!